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AM0:00 突然の訪問者 >>AM11:55 晴れやかな夏日和

ブランチを摂りながら・・とその時。

一睡もしていないせいかまだ昼なのに1日がすごく長く感じる。しかし社内の中ではいつもと変わらぬ風景で今日のランチは何にしようとのん気なことを相談し合っている女子社員もいる。私も数年前までは彼女たちと同じような立場だったのだけれど・・。それまで3年付き合っていた彼がいてこの人ときっと結婚するんだろうと私の中で何となく思っていた。しかし別れは突然やってきた。見てしまったのである。その彼が後輩の女性社員と浮気している現場を・・。そのことを彼に問い詰めると彼は反省している素振りもなく別れを告げてきた。私と彼が付き合っていることを知っている会社の人たちは大抵の人が辞めてしまってほとんどの人は知らなかったので会社にいづらいということはなかったが彼とは会社でも接点があったのでその時だけ気まずかった。その後まもなく彼らは結婚し、後輩の女の子は寿退社した。結婚式の二次会に招待されたが病気を理由に欠席した。後輩の子は彼が以前私と付き合っていたことを知らないらしく、先輩が来てくれなくて寂しかったです、お体は大丈夫ですかと嫌味とも取れるような言い方をされた、しかし私は平然と対応した。その頃からだ、彼を見返してやろうと仕事に集中して彼より出世してやると心に誓ったのは。 それからデートの予定もない私は毎日残業をし気がついたら班長、主任と出世街道を登り始めていた。出世をしていくと責任ある仕事を任されるようになり仕事をおもしろいと感じるようになりますますのめり込んでいった。彼は彼女との新婚生活もあり子供もうまれたせいか残業もせずに退社していた。気がついたら私は彼と同じ立場まで出世していた。年上の以前上司だったそして以前付き合っていた彼と同じ立場にまで登りつめたときはさすがに嬉しかった。 しかしこれでは満足せずにもっともっと仕事を頑張った、そしてついに彼の上司にまでなることができた。完全に実力主義のうちの会社だからできたのだと思う。男性だろうが女性だろうが入ってきたばかりの新人だろうが実力のあるものが出世できる会社なのである。もし居づらくなって嫌になったらやめるしかない。だからうちの会社は女性で年下の上司なんて山ほどいるのである。 しかし大抵の女性は結婚までの腰掛けとしか思っていないのも事実である。どっちの人生を歩むかは個人の自由だしどっちが正しいとも言えないだろう。 そんな時代が懐かしいなと思いながら朝食を食べる時間のなかった私はひとり「ブランチ」になる食事を摂っていた。とその時、後ろから「直子。」と声が聞こえた。 これは聞き覚えのある、しかもこの会社で私のことを直子と呼ぶのは一人しかいない。後ろを振り向くとそこには
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